お知らせ

外国語(特に英会話)の出来るドライバーを募集中

岡山交通では、今後増加が見込まれる外国からのお客様に対応するため外国語(特に英会話)の出来るタクシー・ハイヤー・バスの乗務担当社員を拡充いたします。

海外からのお客様を「おもてなしの心」でお迎えする仕事です
  • ご自身の特技を生かして活躍しませんか?

タクシー・ハイヤー・バスの乗務職は歩合(成果配分)給を含む賃金体系であり、外国語スキルを活かして収入増を見込める職種です。

-episode- 岡山交通豊成営業所 堀川雄史

昨年(2012年)夏、スペイン人のお客様8名を観光で香川の金刀比羅宮にご案内するという仕事をさせて頂きました。 留学経験があり、英会話が出来るということで、会社からの指示でこの仕事を担当させていただくことになったのですが、入社間もない私は、それまで観光の仕事も外国人のお客様もほとんど経験がなく、色々と手探り状態でした。

そんな中で、今回は友達を観光に連れて行くような感覚でやってみようと思っていました。外国の方はかしこまった接遇よりも、フレンドリーな接遇を好むことが多いからです。お迎え場所に迎えに行き、最初の挨拶から、するべき仕事はしつつ友達のように接してみました。スペイン語も少しわかるので、「こんにちは」や「ありがとう」等の簡単な挨拶をたまにスペイン語にしたりしながらフレンドリーに接するとやはり、お客様もとてもフレンドリーに接して下さり、すぐに仲良くなれました。

そして金刀比羅宮に着き、友達と観光するような感じで一緒に歩いて奥の院まで上がり、その後昼ご飯も食後のコーヒーも全て同席させて頂きました。道中、「皆さんスペインの方なのですか?」「皆さん同じ船に乗られている船員さんなのですか?」「船長はどなたですか?一等航海士はどなたですか?機関長はどなたですか?」等と質問しながら簡単な会話をしたり、「こんにちは」等の日本語の挨拶を教えて差し上げたりしました。その中で多少単語が出て来ないことがあっても、ジェスチャーで伝えたりお客様が私の言いたいことを理解してサポートして下さったりしました。大きな声で皆さんにアナウンスをするような場合は、喋る前にある程度頭の中で文章をまとめてから喋るようにしました。皆さんかなりスペイン語なまりの強い英語を喋られていたのですが、スペイン語も少しわかるおかげであまり理解できないようなことはありませんでした。

途中、他の日本人観光客と何かコミュニケーションをとられているお客様がいらっしゃったので近づいてみると、言葉がわからず困っているようだったので、日本人観光客の方々に「この方はスペインの方で、船長さんですよ」と説明すると、盛り上がって船長さんに握手を求めて行ったりしていたので、船長さんに「あなた人気者ですね!」と言うというような出来事がありました。

そのまま満足して頂いてその仕事は無事に終ったのですが、それから一年が過ぎた今年の夏、ご一緒したお客様のうちの1人が、別のメンバーを引き連れて再び金刀比羅宮観光の注文を下さいました。一年ぶりに再会すると、「マイフレンド、今年も1番上まで上がるぞ!元気はあるか?」と言って下さり、昨年とほぼ同じルートで観光を楽しみました。

さらにその数週間後、同じメンバーが今度は広島観光の注文を下さいました。そこでももちろんずっと行動を共にさせて頂き、満足して帰って下さいました。完璧な仕事をご提供できたとは思っておりませんが、フレンドリーな外国人に合わせて友達のように接することで、お客様からも友達として接して頂けて、初回だけではなく何度も観光の注文を頂けたことが、とても嬉しい経験になりました。

今後、もっとお客様に満足して頂けるように、現在も英語、スペイン語、中国語、韓国語の勉強をさらに続け、自分が対応できるお客様の幅をどんどん広げることが出来れば良いなと思っております。

ソーシャルメディア