岡山の「宮下酒造」って？酒造見学できる観光プランも！

2024年6月、ドジャースの大谷翔平選手がロバーツ監督に「岡山県のウイスキー」を贈ったというニュースが飛び込んできました。
しかも、一説には”雄町”を使用したお酒かもしれないという噂も……。
岡山特産の酒米”雄町”をデザインした「酒米・雄町タクシー」を有し、日々PR活動に励む弊社に衝撃が走りました。

そして、話題となっているお酒の製造元ではないか？と、にわかに注目を集めているのが「宮下酒造」さん。
「酒米・雄町タクシー」の制作にもご協力いただいた酒蔵さんです。
今回は、「宮下酒造」さんがどんな酒蔵なのか、どんなお酒があるのか、どこで購入できるのか？などなどご紹介します！

CONTENTS

‣宮下酒造さんの歴史
 ‣宮下酒造さんのお酒
 ‣どこで買えるの？
‣おすすめ酒造見学プラン

宮下酒造さんの歴史

大正4年（1915年）に岡山県の南部・玉野市で創業。来年で創業110周年を迎える歴史ある酒蔵です。
昭和42年（1967年）、良質な水を求めて岡山三大河川の一つである旭川のほとりの現在地（岡山市中区）に蔵を移転しました。
岡山の豊かで恵まれた水と伝統的な備中杜氏の技術により、数多くの地酒を醸しています。
現在は東京・大阪の大都市圏をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国へも販路を拡大しています。

宮下酒造さんのお酒

岡山県民なら「極聖（きわみひじり）」「独歩（どっぽ）」の名を一度は聞いたことがあるはず！
岡山の飲食店などでよく目にするお酒で、県民に広く親しまれています。
「極聖」は宮下酒造さんの代表銘柄で、甘口主流の岡山では数少ない辛口の清酒。
1989年に全国新酒鑑評会で金賞を受賞して以来、それ以降も金賞を受賞しています。

「独歩」は全国で9番目、中国地方では初となる、地ビールの先駆け的存在です。
©岡山県観光連盟
泡立ち・泡持ちがよく濃厚な味わいで、飲んだ後も甘く香ばしい麦芽の香りが残るのが特徴。
濃厚な黒ビール「金烏城シュバルツ」や、さくらんぼ果汁入りの「独歩スパークリングロゼさくら旅情」など、ビール通から苦手意識がある方まで楽しめる、バリエーション豊かなラインナップで人気を博しています。

また、今回の一件で噂されているお酒は、岡山が全国生産量トップを占める酒米”雄町”を使用した純米大吟醸だそう。
”雄町”とは岡山発祥の酒米。日本最古の酒米と言われ、一時は生産量が激減したことから「幻の酒米」とも呼ばれています。
その”雄町”の精米技術に改良を重ねて仕上がった、超高精白酒となっています。
「究極の酒造りの中から生まれた異次元のお酒」とのこと……！
ぜひ一度ご賞味ください！

これらの清酒、ビールの他にも、焼酎、リキュール、ウイスキーなどあらゆる酒類を製造しています。

どこで買えるの？

岡山では百貨店や大型のスーパーで販売しています。
おすすめは宮下酒造さんの敷地に併設されている「酒工房独歩館」のショップ。直営店のため品揃え豊富です！
▼ひとつの酒造メーカーでこれほど多彩な酒類があるとは…‥‥と圧倒されます

ショップは誰でも立ち寄って購入することができます。

公式オンラインショップもあるので、県外の方も気軽に購入できますよ！
なお、現在注目を浴びている噂の純米大吟醸もオンラインショップで取り扱いがありました！要チェックです。

おすすめ酒造見学プラン

そんな宮下酒造さんを満喫できる酒造見学プランとしておすすめなのが、「酒米・雄町タクシー　蔵元で楽しむランチプラン～宮下酒造6時間コース～」！

宮下酒造さんのウイスキーまたはビール製造所の見学と、「酒工房独歩館」内のレストラン「酒星之耀（しゅせいのかがやき）」で豪華な昼食をお楽しみいただける観光プランです。
人気のランチは旬の食材がたっぷり。料理に使われる水は酒造りに使用される水と同じ、「仕込み水」とのこと。
地下約100ｍから汲み上げているそうです！